健康な体を取り戻しましょう

心の病気も含む場合は病院や主治医の先生との相性も大切で
す。

しかし厳しい事を言われるからといって病院を替わるのは少し考
えましょう。

あなたの事を考えての指導のはずです。治療の方針を十分に聞
いてみましょう。

薬物療法以外の複数の治療方法を薦めてくれるのであればじっく
りと治療を続けてみましょう。

また拒食症や過食症の人は完璧主義な人が多いそうです。もっ
と気楽に、自由に考えませんか。

そして家族の協力はとても大切です。しかし拒食症や過食症を治
そうとするあまり、食事を監視するように接しているとお互いにスト
レスになってしまいます。

ストレスによって暴力や自傷行為に走るケースも有ります。心の
苦しみが行動になるのです。

自分の心の叫びをうまく表現できない苦しさかも知れませんね。
だからこそ家族の助けが必要なのです。十分に話し合い、誰も犠
牲にならない家庭生活を送りましょう。

摂食障害になるとうつ病や不安が強くなりパニック障害や対人恐
怖症などを併発しやすいようです。

うつ病の場合は薬物治療が有効ですし、不安症状については精
神科での治療が必要になります。

時間はかかりますが、必ず治ることを信じて治療を受けましょう。

病院へ行きましょう

体重が40kg以下になったら病院へ行きましょう。(ここでは
身長160cmで54kgを基準に考えています。)

自覚がないと病気とは思わないのできっかけは難しいでしょ
うが、拒食症は慢性化すると治りにくくなります。

拒食症になって体重が極度に低下すると、さまざまな他の症
状がでてきます。

むくみや低体温、低血圧、女性の場合は無月経などです。

普段接している家族も注意して見ることが必要です。ただ一
人暮らしの場合は不可能ですので、本人のいっそうの自覚が
必要です。

では病院やクリニックにいく場合、何科がいいのでしょうか。

本来は拒食症や過食症を専門とする心療内科や精神科が良
いのですが、専門の医師が少ないのが現実です。

一般には女性特有の症状もあれば産婦人科へ。精神的な症
状があれば精神科へなどと症状に合わせて受診するのが良
いでしょう。

もし迷ったら内科に行きましょう。診察の結果によって専門医
を紹介してくれます。

また市町村の保健所や保健関係の窓口でも相談に応じてくれ
る場合もありますので、電話をして見ましょう。

治療法

拒食症や過食症は必ず治る病気です。

しかし一つ条件があります。それは自分自身が『治す』という強
い意志を持つことです。

周りがいくら強く言ってもだめなのです。勉強と同じですね。そ
のための前提条件として、自分が病気であるという自覚が必要
です。

自分は健康です、なんて言ってる人にはまず自覚をさせる事か
らはじめる必要があります。

それではおもな治療法をみてみましょう。


○ 個人精神療法

最初は医師との面談が中心になります。悩み、気持ちの整理が
必要です。

専門医との会話の中で徐々に心が楽になることでしょう。自分に
あったお医者さんを探すことも大切です。


○ 入院治療

やせすぎで生命が危険な人や、本人の希望があれば入院治療
行がわれます。

入院によって行動制限を受けますが、自己管理がうまく出来な
い人にはひとつの選択肢です。

ただ、入院は数ヶ月になりますので学校や会社を休む必要があ
ります。


○ 家族療法

家族間の問題が拒食症に影響を及ぼしていることがあります。
その場合は家族も面談によって解決方法を探ります。

家族間の問題は非常に解決が困難だといわれます。しかし、家
族間の問題が解決できれば治療効果は飛躍的に高まります。

また、ここでは子供の頃の育て方を悔いるのではなく、これから
のことを考える必要があります。


○ 集団療法

これは治療の補助的なものです。しかし、同じ悩みをもった人た
ちとの会話で、共感できる友人が出来たり孤独感から開放される
こともあります。

また、他人を観察することによって自己分析も出来ます。

治療法はこのほかにも病院やクリニックによっていろいろあります。
主治医の先生を信頼して治療に専念することが必要です。

発病する要因

それでは摂食障害(拒食症)の発病する要因は何でしょうか。こ
れには三つの要因が考れられます。

一つはダイエットや過度の飲食によって、脳の中の神経伝達す
る部位が異常を起こし、空腹や満腹を感じなくなってしまう。

二つ目は完璧主義や、性格、思い込みやストレスです。

三つ目は女性の社会進出、媒体による過度のダイエットブーム、
そしてモデルスタイルへの憧れ。

これらがきっかけになって起こるのです。しかし原因は複雑に絡
み合っていますので特定することは困難かもしれません。

最初のうち、自分で摂取量を控えていると慢性的に栄養不足の
状態になります。

そうすると脳がその状態に慣れてしまい、本来の調節機能の役
割を果たさなくなってしまいます。

この悪循環によってどんどん症状が悪くなってしまうのです。

しかし、ダイエットをする人がすべて拒食症になるわけではあり
ません。

何か特徴が有るのでしょうか。

総合的に見て、小さいころ手のかからなかった人、逆に過干渉
な環境で育った場合に多く見受けられるそうです。

幼児期の育て方ににも原因の一端があるなんて驚きです。親の
責任も大きいということです。

そして拒食症は女性だけとは限らないのです。思春期から青年
期の女性が最も多いのですが、小学生、結婚後の女性、男性と
年齢や性別に関係なく発症しています。

拒食症とは

食べることを拒否し、極端にやせてしまう病気です。しかし本人
には病気としての自覚が無く、体重が増えることに不安や恐怖
を持っています。

拒食症に対して食欲を抑えきれず、大量に食べるのが過食症
です。この二つを合わせて摂食障害といいます。

障害と言われると一生治らないようにも思えますが、これは必
ず治るのもです。ただ、特効薬は有りません。

また、誰にでも有効な治療方法も有りません。一人ひとりに適
した治療方法を探さなければならないのです。

ですから試行錯誤を繰り返すことも多く、時間がかかるのです。
過食と拒食は正反対のことですが、お互いがリンクしています。

経過観察中に拒食から過食へと症状が変わることもあります。
よって拒食症や過食症の分類にとらわれず、摂食障害として考
えてみましょう。

一般的には、ダイエットが原因と思われるでしょうが、その人の
性格やストレス、家庭内の問題、等が絡み合っています。

その中でダイエットは摂食障害のきっかけの一つなのです。最
近は芸能人にも拒食症の方が多いようですね。

仕事柄スタイルを気にしたりストレスが多いのではないでしょう
か。